あなたの血液は、
イキイキ巡っていますか?
- 瘀血って、なに?
- 私たちの体には、血液が循環しています。酸素や栄養を全身に運んで、身体の機能を保ち、生命を支えています。ところが、この大切な役割を担っている血液が、汚れたり、粘度が高まって流れにくくなることがあるのです。そのような血液ドロドロ状態を中医学では『瘀血(おけつ)』と呼んでいます。
瘀血チェック
あてはまる項目にチェックを入れると、
あなたの瘀血度がわかります。
- 血管
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- 痔
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- 舌
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- 生理
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- 皮膚
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- 痛み
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- 頭・肩
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合計点数--点
あなたの瘀血度は、--です。
瘀血のタイプ
瘀血にはさまざまなタイプがあります。
あなたの瘀血のタイプを知って、上手に対策をとりましょう。
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- 症状①
- 元気がない、やる気がない、息切れをする、疲れやすい、風邪をひきやすい、食欲不振、朝起きづらい、声に力がない、日中に汗をかきやすい、慢性便秘・脱肛
血液をめぐらせる「気」のパワーが不足しているため、エネルギー不足による血行不良です。
- 休養と運動のバランスを
- 十分な睡眠をとることと、「気」を生み出す軽い運動が大切です。
- 「気」の不足を補って
- 生ものや冷たいものは避け、穀類や温野菜中心の胃腸をいたわる食生活を。
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- 症状②
- 顔色が蒼白、動悸・めまい、唇や爪の色が薄い、月経失調、爪がもろい、シミ・目のクマ、不眠
赤血球や白血球、血小板、血しょうが不足しているため老廃物が回収できず、流れが悪くなります。
- 質の高い睡眠を
- 睡眠前はリラックスして過ごし、早めにベッドに入って睡眠時間の確保を。
- 血を増やす食生活
- 鉄分の多いレバー、鶏肉、小松菜や、黒豆、黒ゴマなどの食べ物をとりましょう。
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- 症状③
- 元気不足タイプ+冷え性、むくみ、尿の色が透明で頻尿
体が冷えて血のめぐりが悪くなり、さらに冷えやすくなる、という悪循環に陥ってます。
- 体をゆったり温めて
- ゆっくり入浴して、お腹や腰、足首などを温める習慣を。
- 体を温める食べ物を
- 体を温める、ねぎ、しょうが、にら、にんにくなどを摂取します。夏野菜や南国の果物、冷たい飲み物は避けましょう。
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- 症状④
- ほてり・のぼせ、口やのどが渇く、寝汗をかく、目・皮膚の乾燥、尿が黄色く少量、便秘気味
体内のうるおい不足、あるいは炎症で血液がドロドロになります。
- 汗のかきすぎに注意
- 水泳やウォーキングなど汗をかきすぎない適度な運動がおすすめ。
- 食べ物でうるおい補給
- 香辛料は控えて、トマト、きゅうり、とうがん、スイカなどの食べ物で体にうるおい補給を。
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- 症状⑤
- 胸・脇腹の脹痛、イライラして怒りっぽい、お腹にガスが溜まりやすい、腹痛、下痢と便秘を繰り返す、躁鬱、片頭痛
ストレスで血管が緊張して、伸縮力がなくなっているために、血液の流れが悪くなっています。
- 緊張をほぐしてリラックスを
- マッサージやストレッチで心と体を解きほぐして。、深呼吸や歌もストレス解消に効果的。
- 規則正しい食生活を
- 三つ葉、春菊、セロリ、しそなどの野菜や香りのよいお茶で気のめぐりを改善。
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- 症状⑥
- 頭重・頭痛、体が重だるい、口が粘る、舌の表面がベタベタしている、軟便・ベタベタ便、吹出物が多い、頭皮が脂っぽい、フケ・薄毛・脱毛、不眠・多夢
体内に余分な水分や脂肪がたまって、血管にくっついて、血液の流れを邪魔しています。
- 気持よく汗をかいて
- 積極的に体を動かして、汗をかく習慣をつけましょう。
- 食べ過ぎ飲み過ぎに注意
- 腹八分目を心がけて。体の余分な水分を取り除く、大根、きゅうり、梨がおすすめ。